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絶望書店主人推薦本
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!

※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。



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2001/7/29  西和彦降臨2

 西和彦スレは一度終焉してしまったかと想っていたのですが、西さんが2ちゃんねるに宣戦布告したPart10の後半から妙な具合の展開になってまいりました。

 どうも未だに基本的なことが識れ渡っていないのではないかと想いますが、西さんは大厨房の大ドキュソだということです。
 IBMが初めてPCを販売することになってOS開発をマイクロソフトに打診したとき、それなりに立派なドキュソだったゲイツとアレン、ステーブ・パルマーは経験のないOSを短期間で開発することに納期や品質や収益性、なにより巨人IBMを相手にすることにビビッていたのですが、24歳の西和彦が突如として腕を振り回しながら「やるんだ!」と一喝してMS-DOSを出すことになったのです。西さんのわけの判らんスーパードキュソパワーによって、いまのゲイツ帝国は建国されてしまったわけです。
 困ったことをしてくれたもんだと云う方もおりますが、ビッグブルー帝国が続いているよりはよかったとあたしは想います。こんなことを云ってもいまのお若い方にはIBMのかつての揺るぎなき巨大官僚帝国国家ぶりは想像できないでしょうか。偉大なるIBM様のお仕事で粗相をしては業界で生きていけなくなるわと、あのゲイツもビビるほどだったのです。
 倒せるなどと誰も夢にも想ってみなかったビッグブルー帝国を崩壊させたことにより、ゲイツ帝国だろうが、もっと巨大な眼に視えぬ帝国だろうが、打ち負かすことができるという幻想を抱くことができるようになったのです。パーソナルコンピューターを普及させることによって個人に力を持ったような幻想を抱かせたアップルに対して、マイクロソフトの功績はこの点に集約されております。
 なんにせよ、西さんの眼も眩む大成功も華麗なる大失敗も、すべてはゲイツなど足元にもおよばぬドキュソ爆発から来ているわけです。

 さて、Part10の後半からその西さんのスーパードキュソパワーがいよいよライブで炸裂してきたわけですが、純然たるドキュソ発言なのか、ウェブコミュニケーションの神髄を探る実験のための戦略的煽りなのか、どうもよく判らなくなってきました。
 あたくし絶望書店主人もこのあたりの虚々実々の皮膜の行き来はそれなりにやらかしてきたつもりではありますが、それでも完璧に惑亂されております。やはり、器が違いますな。
 これだけ凄さまじいパンクライブが観れる機会はそうそうございません。
 はたまた、選ばれし四人しか立ち会えなかったゲイツ帝国の建国日より遥かに凄い革命に立ち会っているのやも知れませぬ。皆様方も歴史の証人となってみられてはいかがなもんでございましょうか。
 これが革命なのかどうかは皆様方が何を読み取るかに掛かっております。倒されるべきは帝国ではなく、皆様方の旧弊なる意識のほうでありますからな。
 とりあえず、このくらいのドキュソでないと宇宙に罅を入れるほどのことはとうていできないということだけは胸に刻みつけるようにいたしましょう。

 8/28 あのドキュソ参謀の再来なのか!?も参照のこと。





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