絶望書店日記

メールアドレス
zetu●zetubou.com
●を@にして送信してください

絶望書店日記を検索


絶望書店主人推薦本
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!

※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。



フィード
 rss2.0




過去


最近記事


カテゴリー


























2001/8/28  あのドキュソ参謀の再来なのか!?

 今回の2ちゃんねるの消滅危機というのがあたしにはどうもよく判らなかったんですが、2chのサーバを管理されている夜勤氏のこのスレでの発言を読んでようやく腑に落ちました。

    30 名前:名無しさんの声 投稿日:2001/08/25(土) 15:12 ID:???
>>22
飽和点ってのは無いもんだろうか?

31 名前:夜勤 ★ 投稿日:2001/08/25(土) 15:16 ID:???
>>30
飽和しないようです、当分。
増加のペース自体が加速度的に増えています。

自然の摂理というか、2ちゃんねるは食物連鎖の頂点にいるというか、
天敵がいないというか、、、


 パソコン売上げが落ちてインターネット人口も横ばいの現在、2ちゃんの増加率も落ちていると考えていたのですが。もちろんあの規模では速度が落ちても増加するのなら大変だと想ってはおりましたが、その増加率自体が加速しているのなら確かにこれはおおごとです。目眩がいたします。
 常時接続が増えたせいだという分析もあるようですが、どうもそれだけでもなく臨界点を突破したらしい。驚くのはこれまではまだ臨界に達していなかったということでして、ウェブの臨界点はあんな高い処にあるのか!低いレベルでとっくに飽和に達した絶望書店には想像もつかぬことであります。
 もっとも、絶望書店がやっていけているのは適度な処で飽和しているからでして、ウェブでは規模の優位性などまったくありません。経費のほうが常に上回ってしまいますので。
 俄に盛り上がっている2ちゃん収益確保事業の議論ですが、現にウェブで喰っている絶望書店主人から観ると甘々なものの、プロが偉そうな顔をしてやっている既存のウェブ事業よりはまだしも見込みがあるように感じられます(すでに桁違いの経費が今後も加速度的に増加するのなら何をやってもお手上げでしょうし、運営者側はとっくにそこを判っているようにも見えますが)。現状のプロ連中の仕事がいかにいい加減なものばかりであるかが逆によく判ります。

 ここで期待を抱かされるのが西和彦の言動でして、じつに西さんはいいところに貌を出しますな。まるで幾度失敗を重ねようとも露ともへこたれずにまたもや重大局面に顕れてドキュソ作戦を展開する人類史上最大のドキュソ厨房・辻政信参謀を彷彿とさせます。いや、マジメな話、成否はともかくこのタイミングで派手な作戦をぶちかましてくれるのであれば辻参謀に匹敵する歴史的大厨房と認定して佳いのではないでしょうか。
 えーと、辻政信とは明らかにシャア・アズナブルのモデルとなった実在の人物でありまして、シャアの3倍、いや3万倍は凄いナポレオンよりもアレキサンダー大王よりも諸葛孔明よりも偉大な世界歴史上最強の軍人です。シャア少佐なんてアニメだけの絵空事だと想っている方は調べてみてください。残念ながらいい本は一冊もありませんが。とくに本人が書いた本は面白くないので初心者は読まないように。あっ、モデルと云っても貌のことではありませんので、その点はくれぐれもお間違えなきよう。
 絶望書店日記をお読みいただいている方々には、すでに世間から忘れ去られている西和彦をあたしくがいまだに非常に高く買っていることはご承知のことと存じますが、正直申し上げて辻政信の域に達するまで凄い人物だとは想っておりませんでした。
 ツジとは違ってニシの作戦は皇軍が何万人も犬死にすることもないでしょうから、大いに暴れてもらいたいもんです。いや、ほんものの死人が一杯出ることはないと想いますよ。たぶん。

 10/21 あのドキュソ参謀の再来なのか!?2も参照のこと。





«

»