なんか誰も話題にしていないように感じるので坂本正治氏のメルマガ『屑籠通信』を転載しておきます。
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0727・熱翔気球便「追悼・ユードラ・ウェルティ」
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毎日新聞の片隅に、ユードラ・ウエルティ(92)が
亡くなった、と小さく出ていました。
日本にもユードラ・ウェルティの小説読者がいて、
新聞に死亡広告が出るほどの有名だったのか、と、
今更ショックを受けましたが、彼女の作品を読んだ
ことのない人々の間で、彼女ほど知名度の高いヒト
は他に例がない。
いまはウインドウズのひとり勝ちになってしまいま
したが、その昔、Macの定番メールソフトは「ユ
ードラ」でした。別に92才の老作家が作成した郵便
ソフトではなく、そのメール・ソフトのプログラマー
がユードラ・ウエルティのファン、彼女の作品のひ
とつ、ミシシッピ沿いの小さな郵便局に住みついた
オバアサンの話が気に入って、その名前をつけたの
です。
郵便局で暮らしているそのおばあさんは、町の人に
郵便を配る前に、ゼンブその中身を読んでしまうの
で、何でも知ってしまうのです。「ユードラ」とい
うメール・ソフトは、今はもうほとんど使われてい
ませんけれど、Webを使っているひとたちは、毎
日、そのオバアサンと同じように、ヒトの電子メー
ルだの日記だの好き勝手に覗いています。
ユードラ・ウエルティのその短編小説は「緑のカー
テン」A Curtain of Greenというタイトルだったか
と思いますが、60年代に日本語に翻訳されています。
洋書ならペーパーバックで今でも簡単に入手できま
すが、翻訳出版した「荒地出版社」は、もう改組さ
れていて、その短編集も絶版です。
ユードラのプログラマーは、read meの中に
そのメールソフトとウェルティの作品の関係を、き
ちんと説明していますが、それを読んで彼女の作品
を(日本語で)読んだヒトは少ないと思います。
ユードラ・ウエルティの作品は、そのメモを見て初
めて読んだのですが、このオバアサンは「ニンゲン」
という厄介な生き物を実に良く見抜いて、ロシアの
文豪チェホフの短編集にも似た、ハイソな作品に仕
上げているのです。
「ユードラ」の知名度はMacユーザーには抜群で
すが、こんな面白い短編集翻訳してネットで売った
らどうですか、と筑摩書房の真面目な編集者に見せ
て内容を説明したら「売れないでしょうねえ」と、
一蹴されてしまいました。
淋しい話ですが、ユードラを使ったことのあるひと
も、ビルゲイツのイクスプレスしか使わないヒトも
ぜひ一度機会があったら目を通してください。
(2001.07.27/ 坂本正治)
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Googleで「ユードラ・ウェルティ」を検索してみると、何故か米国の英語のサイトが出てきますけど、どういう仕組みになっているのでしょうか。米国のGoogleには「Welty, Eudora」なんてカテゴリーがあることにも驚きますが、カテゴリーのあるものは自動的に検索されるようになっていたりするのでしょうか。
Googleについては例の検索エンジンについてはいろいろ読みましたが、日本での運営というのはまったく識りません。載っている資料があれば教えてください。
なんか、あたしが勘違いしているだけですかね。ユードラと引っかけて何かオチでも書こうかと想ったけど、今回はコピペで手抜き。