絶望書店日記

本を買うなら
絶望書店

メールアドレス
zetu●zetubou.com
●を@にして送信してください

絶望書店日記を検索


絶望書店主人推薦本
 
『戦前の少年犯罪』
戦前は小学生の人殺しや、少年の親殺し、動機の不可解な異常犯罪が続発していた。
なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?戦前の道徳崩壊の凄まじさが膨大な実証データによって明らかにされる。
学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた!

『戦前の少年犯罪』 目次
1.戦前は小学生が人を殺す時代
2.戦前は脳の壊れた異常犯罪の時代
3.戦前は親殺しの時代
4.戦前は老人殺しの時代
5.戦前は主殺しの時代
6.戦前はいじめの時代
7.戦前は桃色交遊の時代
8.戦前は幼女レイプ殺人事件の時代
9.戦前は体罰禁止の時代
10.戦前は教師を殴る時代
11.戦前はニートの時代
12.戦前は女学生最強の時代
13.戦前はキレやすい少年の時代
14.戦前は心中ブームの時代
15.戦前は教師が犯罪を重ねる時代
16.戦前は旧制高校生という史上最低の若者たちの時代



二階堂有希子だったのか!!!?ショップ



フィード
 rss2.0


過去
最近記事
カテゴリー










2001/6/29  絶望石はじめました

 坂本正治氏のウェブ店舖では石も売り出すそうです。それを識って、あたくしも石を売り出すことを想いつきました。
 坂本氏の店は厳しく吟味した美術品としての美石をあつかうようですが、当店ではそのへんで適当に拾ってきたなんの変哲もなき小石に<絶望石>と命名して販売いたします。
 注文を出されてから、100円以上のお好きな金額をお振り込みください。できるだけ面白味のない形象の石ころを調達して発送いたします。なお、定形外郵便は最低120円掛かるため、それ以下の金額をお振り込みになられた場合は、砂粒のようなものになりますので豫めご諒承ください。
 この<絶望石>を手に邪心無く不乱に願えば、たちまちにしてどなたでも深き絶望が味わえるという效能が込められてございます。
 この手の代物はより多くの金額を払い込むほど、より多くの效能が顕れることが心理学上も証明されておりますが、ひとたび夢から醒めるや效能は雲散、倍する反動さえ生ずることもまた宇宙の摂理でございます。<絶望石>の優れているところは、冷静に考えるようになる刹那、さらに深い絶望が襲ってくるところにございます。
 つまり、皆様方の期待を絶対に裏切らない商品であると、絶望書店が自信を持ってお贈りいたします。

 本とは何ぞ?! 最終章に記したような塩梅で世界最初にして唯一の採算の取れているウェブマガジンとして皆さまにご愛顧いただいている絶望書店といたしましては、コンテンツ事業の新たなる道を開闢することこそ第一人者としての使命ではないかと、ここに想い到った次第でございます。
 ウェブ上に限らずコンテンツ事業の現在急務の難題は、形無きものでいかに銭をふんだくるかという点に集約されております。
 皆様方は必ずしも物質以外に金を払うのを惜しんでいるわけではなく、なんらかの物質交換儀式を欠いたまま料金だけを払う行爲に照れておられるだけであると、絶望書店主人の卓絶した理論に裏附けされしあまりに鋭い洞察力は絶望書店開店以前より喝破いたしておりました。
 この素晴らしき炯眼は、たびたびお布施をうながす文言を繰り返し発してきたにも関わらず、実際にお布施を施した方がたったおひとりしかいなかったという事実で証明されております。<絶望石>を介在することによって、爾後皆様方もなにほどの憂いなく気持ちよくお金を払うことができるようになるわけです。
 もとより、絶望書店に於きましては本にその媒介の役を担わせてきたわけですが、本はやはり好みということもございますし、また種々の制約もございます。<絶望石>であるならば一切の制約なく、いくつでも購入することができることでしょう。なにせ、諸氏が野外に放置すれば瞬時にして自然石へと還る、地球環境を100%損なうことのなき比類なき完全商品でございますので。
 根源的再編成が迫られているあらゆる分野のコンテンツ事業の将来は、まさしくこの<絶望石>の行方如何に掛かっていると申せましょう。

 もちろん、介在物なき交換を爲さんとす勇気ある諸氏のお布施もこれまで同様にしてお受けいたします。お布施をした上で絶望書店の画面を一心不乱に拝めば、深き絶望を味わうことができるでしょう。
 また、<絶望石>を握り締めながら絶望書店の画面を拝めば、さらに格別の味わいもあるはずです。
 其の時こそ、本を買って読むとはどういうことなのか、内容と物体にはいかなる相関が存すのか、畢竟、本とはいったい何であるのかを読み解くことが能うと、本の悉くを考えに考え尽くした絶望書店主人はここに宣するものであります。