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『戦前の少年犯罪』
戦前は小学生の人殺しや、少年の親殺し、動機の不可解な異常犯罪が続発していた。
なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?戦前の道徳崩壊の凄まじさが膨大な実証データによって明らかにされる。
学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた!

『戦前の少年犯罪』 目次
1.戦前は小学生が人を殺す時代
2.戦前は脳の壊れた異常犯罪の時代
3.戦前は親殺しの時代
4.戦前は老人殺しの時代
5.戦前は主殺しの時代
6.戦前はいじめの時代
7.戦前は桃色交遊の時代
8.戦前は幼女レイプ殺人事件の時代
9.戦前は体罰禁止の時代
10.戦前は教師を殴る時代
11.戦前はニートの時代
12.戦前は女学生最強の時代
13.戦前はキレやすい少年の時代
14.戦前は心中ブームの時代
15.戦前は教師が犯罪を重ねる時代
16.戦前は旧制高校生という史上最低の若者たちの時代



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2000/11/10  <幻22号>の遺言

 先週キッズステーションで『新 忍者部隊月光』をぽおおと眺めていたら、いきなり幻仮面の妹<幻22号>として菊容子が登場し、あたしはただただ驚駭するよりほかに為す術を識らなかった。
 菊容子のサイトはわりとあるのだが、どこにも<幻22号>のデータがない。後篇が放映されたおとついからさすがにレポートがぼちぼち出てるが、事前に教えてくれんと役に立たん。たまたま観てたから、天下の大事に遅れを取ることだけは免れたが。(先週の前篇は菊容子の登場シーンだけ観て、呆気にとられているうちにビデオは録り損なってしまいましたが)
 『忍者部隊月光』なんてメジャーな作品さえデータが整備されていないようでは、やることはまだまだありますな。もっとも、全130話の最終回に近いこのあたりまで再放送をやったことは幾度もあることではなく、しょうがないことでもありましょうが。

 詳細は禁断のハイブリッドマニアックにこれ以上はない報告があるので、観てください。いや、観ろ!1966年だから、菊容子さん16歳か。一緒に映っている綺麗なお姉さんは忍者部隊の銀月です。
 黒尽くめの衣裳で、他にも持っていた武器を何故か使わずにあくまで薔薇だけで闘いぬき、美しく散っていった菊容子さんの姿にはこの絶望書店主人、格別に湧き上がる感慨があった。忍者部隊に倒されし幻仮面のカタキをとらんと果敢にも立ち向かっていったあなたは、きっとまぼろしのために現実と闘えと絶望書店に告げるためこの日に甦ったのでありましょう。

 放映日にはさっそく「菊容子 幻22号」で検索して当店まで辿り着いた方がおりましたが、何のおもてなしもできずに失礼いたしました。菊容子さんについては黒い薔薇の刻印のページと、女子供の棚をご覧ください。

 『忍者部隊月光』をきちんと観るのはじつは今回が初めてで、昔から識っている方にはいまごろ何を云っとるかとお叱りを受けそうですが、じつにあらゆる意味でお洒落な作品ですな。あけぼの機関と幻同盟の戦いというネーミングだけでも、いや、禁断のハイブリッドマニアックの画像を観れば一目瞭然でもありましょうが。