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絶望書店主人推薦本
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!

※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。



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2007/1/31  新聞やニュース番組の捏造のほうが反社会的で悪質

 「発掘!あるある大事典」が捏造をやってたなんてことで大騒ぎをしているそうなんですが、バラエティー番組なんてのは頑張ってるほうで、ニュース番組や新聞報道のねつ造のほうがはるかに蔓延していてはるかに悪質です。
 納豆やレタスを食べても害にはなりませんが、テレビニュースや新聞は深刻な害毒を広範囲に撒き散らしておりますし。
 
 日本の新聞やテレビニュースは、役所か企業の発表、あるいは海外の報道をそのまま持ってきているだけの内容で99%が占められていますから、原典情報にあたればいかにひどい捏造が行われているか、一目瞭然です。
 意図してねじ曲げているもの、記者の知識不足と理解力不足で意図せずねじ曲がっているもの、あるいはその両方が混在しているもの、いろいろありますが、まずすべてが捏造と云ってもいいくらいひどいものです。
 まともな理解力を有する者がきちんと検証すれば、日本の新聞やテレビニュースなどというのは、なんの能力もない人々が適当に書き散らしている便所の落書きに過ぎないことはすぐに判ります。
 
 とくに赦されないのが、子供の殺人被害がバブルの頃と比較しても急激に減少しているのにあたかも激増しているように喧伝し、社会に深刻な不安感を広めていることです。
 ダイエットデータの捏造などとはくらべものにならない、天をも恐れぬ所業です。金儲けをするためにここまで酷い不正を働いているのです。
 これほどの反社会的なメディアは早急につぶしてしまうべきです。不二家や雪印どころの話ではありません。
 しかし、情けないことにウェブ上の個人もそんな捏造データをそのまま受け取って広める一翼を担っていたりします。
 嬰児殺統計は犯罪白書に掲載されたこともあって他でも見たことはあるのですが、警察の原典情報にあたった小学生の殺人被害統計などはこの子どもの犯罪被害データーベースのもの以外にはまだひとつもないのではないでしょうか。
 またこのサイトの事件データを読むと、単なる数だけではなく質の面でも、昔は頻発していた子供に対する想像を絶する残虐な事件が最近はほとんどなくなってしまったことも判ります。
 このサイトのデータは無断で自由に活用していいということですので、このグラフをコピペしてすべてのウェブサイトに貼りつけるべきです。
 そして、新聞やテレビニュースの犯罪的な捏造を暴いて、このような反社会的なメディアを世の中から抹殺すべきです。一日でも早く。
 それが良識ある人間としての責務です。
 

子供の殺人被害統計グラフ

警察庁「犯罪統計書」による。事件発生の認知数のため検挙率の変動とは関係ない。
1975年の出生数190万人、2005年の出生数106万人。
小学生数は、1975年1036万人、2005年720万人、72年以降のピークは81年の1193万人
小学生数は70年代の3割減、80年代の4割減ですが、殺される小学生数は7割減、6割減と大幅に減少しています。
幼稚園生以下が殺される事件は8割も減っています。1960年代以前はさらに多くの幼児が殺されていました。