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『戦前の少年犯罪』
戦前は小学生の人殺しや、少年の親殺し、動機の不可解な異常犯罪が続発していた。
なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?戦前の道徳崩壊の凄まじさが膨大な実証データによって明らかにされる。
学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた!

『戦前の少年犯罪』 目次
1.戦前は小学生が人を殺す時代
2.戦前は脳の壊れた異常犯罪の時代
3.戦前は親殺しの時代
4.戦前は老人殺しの時代
5.戦前は主殺しの時代
6.戦前はいじめの時代
7.戦前は桃色交遊の時代
8.戦前は幼女レイプ殺人事件の時代
9.戦前は体罰禁止の時代
10.戦前は教師を殴る時代
11.戦前はニートの時代
12.戦前は女学生最強の時代
13.戦前はキレやすい少年の時代
14.戦前は心中ブームの時代
15.戦前は教師が犯罪を重ねる時代
16.戦前は旧制高校生という史上最低の若者たちの時代



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2004/2/16  幻想の徒、現実に溺れる

 絶望書店日記をはじめた時にせっかくだから宣伝でもしておこうかといまはなきとある日記系サイトに登録したのですが、そこには「メディア日記」という分類がありまして、あああたしがこれからやろうとしているのはメディア日記なのかとその時初めて気付いたような次第でありました。
 本の話だけではなく、遊女の話も少年犯罪の話もあくまで情報の流れ方の力学を問題としていて、対象そのものにはさしたる興味はなかったのでありますが、よそさまのサイトを手伝って深入りしているうちに少年犯罪の魅力に取り憑かれてしまいました。いまではあのリストが完成するまでほかのことは何も手に付かないようなところまで耽溺してしまっております。
 あたしには犯罪趣味はまったくなかったのですが。どうも現実に取り込まれておりますかな。小金治も殴ってくれそうにもないし。当面は眸が醒めることもないのか。ほかの何より面白いのだから困ったもんです。

 とにかく、掘っても掘っても次から次から訳の判らん事件が無尽蔵に湧き出してくるのでいつ終わるのか見当も付かなくなってきております。以前に『青少年非行・犯罪史資料1-3 』(赤塚行雄編 刊々堂出版社)には青少年の事件記事のほとんどが掲載されているなんてなことを書きましたが、そうとうに甘かったようで。
 昭和35年(1960)の少年犯罪は東京の記事だけではなく一部に大阪の新聞も参照したなかなかの自信作でありまして、すべての年をこのくらいのレベルにしたいと想っております。このくらい充実していると時代が立体的に把握できるようになる。少年犯罪データみたいなやっつけ仕事とは違って、かなりきっちりしたもんですので、できれば全部お読みいただきたい。
 もっとも、これも少年犯罪だけですから、ゆくゆくは成年犯罪もすべて取り込みたいのですが。できうればすべての地方の新聞を参照して。

 そうなると頼りは諸氏の協力だけであります。
 以前に集結していただけた方々は著作権を廻避するために根本的に違う文章に書き換えるというところになかなかてこずっておられまして、予想よりスピードが上がりませんでした。どうしても元の文章に引きずられるようで、すべてのデータに手を入れざるを得ませんでした。訴訟リスクがあるのでkangaeru2001氏が多少神経質になっていることもありますし、またチェックが追いつかないので募集人員を絞ったこともあるのですが、いまだ完成にはほど遠い状況です。
 すべてのデータに手を入れるといってもいちから書き起こすのと比べると1/10の労力で済みますし、つまり10年掛かるところが1年でできるわけで、諸氏の協力は不可能を可能へと変換するものであります。
 kangaeru2001氏は協力していただける方の募集を再開いたしました。今回はこちらですべてのデータに手を入れることを前提にハードルを低くするつもりでおりますので、お気軽に参加していただければ。
 訳の判らん事件の奔流に溺れることができます。そこには夢のような日々が。白昼夢にひたりたい方はぜひにも。