絶望書店日記

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絶望書店主人推薦本
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!

※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。



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2001/12/17  敗北宣言

 1ch.tvがもうほんとうにとんでもないことになりまして、とても纏め切れませんし1ch.tvウォッチスレも流れがあまりにも速すぎて追い切れませんので、詳細は777’s LLL でもご参照ください。

 絶望書店開店以来4年間、あたしくは絶望書店以上のメディアは地上に存しないと吹き続け実際にそう信じて参ったわけですが、そして革命の名は1ch.tv! 1ch.tv!新たなるメディア!! 1ch.tv!バリューをエクスチェンジせよ!!の三部作を記したおりもまだまだ勝っているつもりでいたのですが、ことここに及んでついにして負けを認めるに至りました。1ch.tvは最強であります。
 ちょうど、絶望書店の手の裡を明かすのもおもしろからんかと絶子と打ち合わせをして、絶子日記にてちょろちょろと始めたのと時を同じくして1ch.tvはドカーンと自ら邪惡なる裏側を暴き立て、1ch.tv唯一かつ眠れる良心回路と誰もが信じて疑わなかったあめぞう氏がじつは腹黒の黒幕だったという大どんでん返しまでぶちかまされて、勝負にもなんにもなりません。絶子はまたもや泣いておりました。
 おまけにスクリプトまで大公開し、それを基にオープンソース運動1.5chプロジェクトなんてのがはじまって、それがまた中心に立つ人物がいないために遅々として進まなかったりして、もう1ch.tvはメディアとは何ぞ哉ということを地上に刻印するために天が振るった大槌であります。開店以来、絶望書店がやろうとしてきたことを盡く実現させてしまっております。

 これほど素晴らしい1ch.tvをいまだに嗤ったり非難している輩がおりまして、もうほんとに愚かしい人々であります。これほどの偉業をほかの誰によって成すことができうると云うのでしょうか。
 もっとも、その原因のひとつに、あめぞうという掲示板や人物に多大なる想い入れを持っていた人々が存外に数多くいたという、あたくしも驚かされた事実があったりもします。しかし、これとてメディアの特性を暴き立てることになるわけでして、1ch.tvは何處を取っても無駄なく見事なる完全体であります。
 なんだか、皇軍の犠牲も出そうな勢いで、辻参謀のドキュソ作戦に翻弄される前線兵士とはこんなものであったかということまで視えてきて、文句のつけようがございません。

 負けて嬉しや!あたしはこの負けを欲していたのです!!
 ああっ!もっと負けたい!!!!